株式投資用語集


●インカムゲイン

株式の場合、配当金がインカムゲインと呼びます。

キャピタルゲイン(値上がり益)と対比的に用いられることが多いですが、資産運用において資産を保有することにより安定的・継続的に得ることができる収入を指します。

 

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、株式投資の場合は株価の上昇による利益のことを指します。

値上がり益とも呼ばれます。

対義語はキャピタルロス(値下がり損)と言います。  

 

塩漬け

塩漬け(しおづけ)とは、株式投資などで投資した銘柄が下落するなどして含み損を抱えてしまい、売るに売れない状態となってしまうことを指します。

含み損は実際に損失が確定しているわけではなく、その後上昇すれば損が解消される可能性もあります。

 

増資

増資(ぞうし)とは、会社が新しい株式を発行して、資本金(株主資本)を増やすことを指します。

通常、増資が行われる理由としては、設備投資資金や運転資金の確保が挙げられますが、場合によっては資金繰りの悪化などによる苦し紛れの増資が行われる場合もあります。

 

株主優待制度

株主優待制度(かぶぬしゆうたいせいど)とは、主に個人の株主を対象として企業が実施するサービスで、会社が個人株主に対して自社の商品やサービスの無料利用券や割引券などを贈るといったサービスの事を指します。

 

株主総会

株主総会(かぶぬしそうかい)とは、会社の意思決定を行う最高機関です。

株主は株主総会に出席する権利や議決を行う権利を有し、経営に参加することができます。

 

株主総会議決権

株主総会議決権(かぶぬしそうかいぎけつけん)とは単に議決権とも呼ばれる株主の持つ共益権の一つです。

株式会社における株主は、その所有する株式数に応じて株主総会という会議において議決権を有します。

 

株式分割

株式分割(かぶしきぶんかつ)とは、企業が発行している株式1株をいくつかの株式に分割して、発行されている株式総数を増やすことです。

株式分割では、分割時点で保有している株主の保有割合に応じて、投資家の株数も増加します。

 

機関投資家

機関投資家(きかんとうしか)とは、投資を業務とする法人投資家のことを指します。

主に保険会社や投資信託会社、年金基金、外国人投資家、銀行などが機関投資家にあたります。

金額ベースで大量の売買を行うことから株式市場に対して与える影響度も非常に大きいです。

 

無配

無配(むはい)とは、その名前のとおり配当をしないことを指します。

会社が赤字または利益がでないような場合、無配となることがあります。

前年までは配当をしていたのに、今期配当がない場合無配転落とよび、逆に前年まで無配だった会社が今年配当をする場合は復配と呼びます。

 

第三者割当増資

第三者割当増資(だいさんしゃわりあてぞうし)とは、増資の一種で特定の第三者に対して新株を発行するという方式のことを指します。

通常は取引先、取引銀行、従業員、役員などの会社と関係の深い第三者に対して発行することがほとんどです。  

 

配当

配当(はいとう)とは、企業があげた利益のうち株主に対して配分される利益のことを指します。

株主は出資比率に応じて配当として利益の還元を受ける権利を持ちます(利益配当請求権)。

配当は大きく「現金配当」と「株式配当」の二種類がありますが、一般的に配当と呼ばれる場合は現金配当のことを指します。  

 

配当性向

配当性向(はいとうせいこう)とは企業があげた利益に対して、そのどの程度の割合を配当として株主に分配するかの割合のことを指します。

たとえば、昨年1億円の利益をあげて、4000万円を配当として分配した場合の配当性向は40%ということになります。